帰国準備


基本的に、立ち上げの逆をする。住みなれてきたはずなので、そんなに困らない(だろう)

■家主への連絡

 一般的には、帰国が決まり住居を退去する一ヶ月前に、退去通知を出す。


■自動車の処理

ディーラーに車を持っていく。個人売買で売れなかった場合、面倒な場合は、ディーラーに持って行く方が良い。個人売買する場合は、早めにチラシを作成し、日本食材店などに貼るのが一般的。


■荷物の搬送

書籍、CDなどは、郵便局のM-Bagsという方法が安くて便利のようだ。

その他の荷物は、荷物が少なければ、郵便局の船便が一番お得だそうだ。
 
荷物が多い、あるいは資金に余裕のある場合は、引越業者(日通、クロネコヤマト他)が良いようだ。

我々は、日通のシングル人パックにした(Mカートン10個、Sカートン7個。ワインも、特別なカートンを買えば可能。)


■銀行口座の手続き

銀行口座は、帰国後も残しておくことが可能である。帰国後の諸支払いや、保険等の返金は、パーソナルチェックで戻ってくるので、入金に口座が必要となる。

諸支払いが終わるまで残す方が便利で、住所を日本に変えるだけでよい。銀行窓口へ行き、住所変更手続きをするだけ。


■電話、ガス・電気の解約

退去二週間前に、電話をする。

ガス・電気は、申し込んだP&Gのオフィスまで行って、解約手続きをする。解約の日時を知らせる。最後の請求書の宛先を聞かれるので、日本の住所を言う。 (日本の住所に慣れていない人が計算機操作する可能性がある。City Nameとかを、分かりやすい形で書いた紙を持っていくと、いろいろ聞かれずに済むので便利である。)

■郵便物の転送

 郵便局に、転送届けがあるのでそれを提出する。

■確定申告

米国で収入がないJ-1で、3年未満の滞在者は、連邦税が免除となる。しかし、収入が無いことを、毎年申告する必要がある。申告する必要のあるなしは、居住者テストで決めるが、31日以上滞在する人はみなし滞在者となるため、申告の義務が生じる。

(注:日本に住所を残してきて、家財などがある場合は、日本に関連の深い居住者となり、申告免除となる記載があるが、ビザが必要な2ヶ月以上滞在するものは、提出の義務があると思ったほうが無難である。詳しくは、米国の税理士に確認してください。)

具体的にはこの場合、8843というフォームがPDFで公開されているので、これをダウンロードして家族分記入し、フォームの説明に書いてある住所に郵送する。この手間は、殆どない。申告の時期は、1月1日ー12月31日の税金分を、翌年の4月15日までに申告する。

仮に申告をしないで帰国した場合、ビザを再取得して再入国する時に履歴が残っていて、税金を払っていないといわれる可能性があるそうだ。(おそらく、SSNの履歴を検査するときに、何らかの情報が残ってしまう可能性があるということ。)